サステナビリティ SDGs

SDGsへの取り組み

宮地エンジニアリンググループ(=MEG)は、企業としての社会的責任を認識した上で、サステナブルな社会に必要な課題の解決に向けて、企業として適切な取り組みを行うことをコンプライアンス・リスク管理基本規程に定め、その具体的な行動指針として、企業行動憲章と行動規範を定めており、SDGsの達成に向けて積極的な取り組みを行っております。

Sustainable Development GOALS 1.貧困をなくそう 2. 飢餓をゼロに 3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しよう 6.安全な水とトイレを世界中に 7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤を作ろう 10.人や国の不平等をなくそう 11.住み続けられるまちづくりを 12.つくる責任、つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 15. 陸の豊かさも守ろう 16.平和と公正をすべての人に 17.パートナーシップで目標を達成しよう

人材育成・ダイバーシティ推進

4.質の高い教育をみんなに 8.働きがいも経済成長も 5.ジェンダー平等を実現しよう

地域社会とのかかわり

・地元の方や学生の方向けに、現場見学会や工場見学会を開催しています。

従業員とのかかわり

・技術者と建設技能者、建築業の担い手の育成に取り組んでまいります。
・介護等による一時退職制度と、職場復帰を促す支援制度を設けています。(退職前に準ずる職能評価で復職可能)

女性活躍の推進

・溶接工・設計職などでの女性社員活躍を積極支援し、ライン部長など、女性社員の幹部積極登用(「えるぼし認定」取得)を行っています。

宮地エンジニアリング株式会社が、厚生労働大臣より「女性の活躍に関する取組の実施状況が優良な企業」として 「えるぼし認定」、エム・エム ブリッジ株式会社が、広島市より「広島市男女共同参画表彰事業者」として認定を受けました。

気候変動政策

7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 14.海の豊かさを守ろう

気候変動政策としての太陽光発電

・太陽光エネルギーなどの持続可能な無炭素エネルギーに取り組み、
気候変動対策に努めています。
松本工場跡地に、太陽光発電所を稼働させており、太陽光パネル7980枚を設置し、年間発電量
は、一般家庭約550世帯分の消費電力に相当する、約261万1000kWh。年間のCO2削減量は、
469,858kgが見込まれています。

環境へ配慮した技術開発への取り組み

・港湾内の波の静穏化を目的として開発した浮消波堤は、豊かな海洋環境を守り再生する構造物として、浮漁礁として海洋生物の生育環境の保全にも効果を発揮しています。

サンゴの保全活動について

・石垣港の沖合にサンゴ生育棚を設置して10年以上にわたりサンゴの順調な生育を見守っています。

自然災害に鋼構造スペシャリスト集団として対応

11.住み続けられるまちづくりを

安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

MEGは災害発生時に損傷した社会インフラの緊急復旧に際しても迅速な対応により大きな社会貢献をしております。

1995年 阪神淡路大震災
2年掛かるとされた六甲道駅の復旧作業を74日で再建

2011年 東日本大震災
東北新幹線高架橋の横ずれを3か月で復旧

2016年 熊本地震
熊本城飯田丸五階櫓の倒壊防止装備(アーム式支保工を採用)

2019年 令和元年東日本台風
2年以上はかかるとされた日野橋の復旧工事をわずか半年で実現。

3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを 12.つくる責任つかう責任

明石海峡大橋

本州四国連絡橋の1つである「明石海峡大橋」は兵庫県神戸市と淡路市を繋ぐ画期的な橋で、当社が架設工事に携わり、1998年4月に供用されたものですが、世界最長の吊橋(全長3,911m)として今もなお本州・四国の経済、産業、健康、福祉、教育等、人々の生活をあらゆる面で支えています。

有明筑後川大橋

福岡県大牟田市の三池港と、佐賀県の佐賀空港(九州佐賀国際空港)という交通主要拠点を結ぶ広域交通ネットワークの形成や国道208号の混雑緩和を目的として、有明海沿岸道路の大川市東~大野島ICの高速道路が整備され、2021年3月に供用開始されましたが、当社は筑後川に新たに架設した「有明筑後川大橋」の架設工事に携わりました。「有明筑後川大橋」は日本初の構造形式を有する橋梁(鋼4径間連続(2連)単弦中路アーチ橋)であり、有明海沿岸道路最大の鋼橋建設工事でもあったため、注目度の高い工事となりました。

かなえおおはし

東日本大震災からの復興のリーディングプロジェクトとして三陸沿岸道路が整備され、東日本大震災からちょうど10年となる2021年3月6日に供用開始した「気仙沼湾横断橋(通称:かなえおおはし)」は当社が架設工事に携わりました。「かなえおおはし」という名前は、公募によって気仙沼湾の形を表した土地の名前の「鼎(かなえ)が浦」と、「夢・願い・希望を叶える」の両方の意味が込められたものです。気仙沼湾横断橋は宮城県気仙沼市の大川河口部と気仙沼湾奥部に架かる長大橋で、東北地方で最大の斜張橋となっており、三陸沿岸道路の整備によって交通の所要時間短縮のほか、救急医療施設への搬送時間短縮や災害時の緊急支援物資等の確実な輸送路確保等が実現されています。